8月12日オンラインお見合い

歴代最高のロマンへ

お客様は70代の年金生活者さんです。そしてお客様が選んだのは、20代前半女性です。これだけでもはや、これ以上の説明は不要というべき高難易度マッチングとなりましょう。

希望女性1107は再婚ですが子どもは元夫が養育しており、連れ子を希望しません。お客様はこのあたりのちょっとした悪条件を許容して、女性の外見を追求する作戦で臨みます。

 

年齢差は干支で数えると4周に及び、本当に祖父と孫娘の年齢差になります

これは明らかに現地対面では実現できない年齢差です。1st倶楽部シリウス名義でのベトナム国際結婚5年の活動の中でも、この年齢差は実現できたことがありません。現在よりも経済格差の後押しが強かったにもかかわらずです。

そして今は時代こそ不利になったものの、オンライン婚約という、コロナを逆利用した男性優位マッチングができます

今回のマッチングはオンライン婚約の集大成であり、オンライン婚約は経済成長の流れをもひっくり返して過去の私たちを越えてしまうのか?という挑戦といえましょう。

お客様はこの歴史的瞬間をナマで共有すべく、メコンブライダルが所在する東京都江東区を直接来訪することにしました。

さあ私たちも、シリウス時代では果たせなかったロマンを実現し、お客様に最高の満足を与えられるよう、最善を尽くしてみせましょう!

満足な大記録へ

果たして、登場した女性は十分な美貌を持っています。

これにはマッチング実現へのロマン感がさらに増してきます。

さらに彼女は、お見合いに備えて自習したという簡単な日本語を披露する一方、お客様の一部の質問に対し気恥ずかしく振る舞うなど、素直で愛嬌のある照れ屋さんという人物像で、性格の良さが伝わってきます。

お客様のほうも、ご高齢ではありますが、しっかりとスーツで出席し、はっきりした話しぶりをするなど、真摯さをアピールしていきます。

女性を外見で差別するわけではありませんが、仮に女性の外見がいまひとつでお客様がやむをえず結婚するなら、これは大記録が出たとしてもあまり誇らしい記録にならないでしょう。また女性が冷めているなど性格が悪い様子で、散々苦しめられながらやっとのことで結婚になるなら、これも記録としての権威は落ちます。その意味で、文句のつけようのない大記録の準備は整ったといえましょう。

そして何より、今回はお客様がご自身で選んだ女性です。自分で選んだ女性が、外見も性格も良く、そして結婚できるなら、これより良いことはないでしょう。

巨大な年齢差がありながらも、それだけではなく十分にお客様が満足でき、私たちとロマンを共有できる、素晴らしいマッチングになっていきます。

渾身の攻防

条件確認においては、病気仕送り借金なし、仕送り自力、結納金定額45万円、日本語学校が月5万円という非常に標準的な条件で、プロフィール格差を感じない良い内容です。ところが日本語学費にお客様はひっかかります。お客様はこのロマン的マッチングでケチは禁物ということを十分理解しつつも、お客様は年金生活者、できれば必要以上の出費は避けたいと考えました。私は女性と交渉していきます。

女性のほうは、コロナがなければ月6~7万円の収入があるということを言ってきます。これにより、仕事をやめて日本語学校に通うにあたり、月5万円の支援を受けても生活水準を下げる必要があることがわかります。お客様はこれを理解し、月5万円という彼女の条件を受け入れる選択をしました。

一方これを受けた女性からも反撃が来ます。女性は「すぐには結婚したくない」ということを言ってきます。これは不成立の流れです。お客様ものちに「このときはがっかりした」と振り返っています。

これを受けて私(米田)は、波乱なく成立する流れなら聞かなかったはずの、極めて攻撃的な質問を連発していきます

Q. 子どもの養育費は支払っていますか?

A. 1か月1万円払っています。

Q. そのお金は取り決めで必ず払い続けなければならないお金ですか?

A. はい、そうです。

Q. 日本語学費の5万円に、そのお金は入っていますか?

A. はい、そうです。

Q. 働けない間はベトナム送金なしということでしたが、養育費はあなたの貯金で解決しますか?

A. はい、そうです。

そして私による猛攻が終わったあと、お見合いを終えようとすると、彼女は結婚を了承してきます。お客様はこれに対し、翌日回答すると返し、お見合いは終了しました。

伝説のはじまり

お客様はお見合い後、基本的にこちらは結婚OKだと明かします。ただ、どうして彼女は急に結婚を了承したのかが分からなかったと言いました。

ここでは、お客様にした解説と同じ解説をいたしましょう。

実は彼女が結婚を了承してくるのは狙い通りです。もちろん狙った中のベスト展開ではあります。

彼女がすぐに結婚をしないと言った理由は、彼女が自分に自信を持ちすぎていて、お客様は自分と比べて価値が低いと思ったからだと私は現場で推測しました。結婚は男女ともにお相手が自分にとってふさわしいと思わないと成立しません

では、そういうときにどうするか。そのときどきで複数の方法が考えられます。ベトナム側が懸命に女性を説得するのも方法の1つでしょう。

ただここで私は、女性の価値を下げるという方法を取ることをその場で決めました。女性が自分に自信を持ちすぎている状況を突き崩し、むしろ女性がお客様に選ばれないかもしれないと思わせること、これが今回のやり方です。私は彼女に、自分が再婚子持ち女性で養育費もかかるということを再確認させたのでした

これはもちろんうまくいくとは限りません。女性が怒って結婚をやめてしまう可能性だってあるでしょう。しかし私は、今回のロマン的マッチングを考えると、これくらいの綱渡りは成功させたいと考えました。そして見事に私の策がはまり、主導権をお客様の手に取り戻すことができました

私は、お客様の了解をとって、結婚意思を伝えるのを即日ではなく翌日にします。国際結婚は即決がセオリーですが、今回はセオリーに反しても、女性に「結婚できないかもしれない」と一晩思わせることで、今後の安全性を高められると思ったからです。

こうして翌日、この伝説とも言うべきマッチングは実ります。メコンブライダルの紹介力・運営力・経験値のすべてを尽くした集大成の婚約は、見事に成立しました

現在、お客様と女性との関係性は極めて良好で、親しくメッセージを送っています。

しかしメコンブライダルは、この伝説的なマッチングが成功であり続けるためには、努力を絶やしてはいけないことを知っています。マッチングは婚約して終わりではないのです。このとてつもない結婚が、成功裏に終わるよう、今後もサポートに励みます。




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