6月30日・7月1日オンラインお見合い

下半期に入ってから、早速5回ものお見合いが行われました。すべてのお見合いを書き起こすのは相変わらず手が足りないというところなのですが、今月はオンライン婚約カップルの(初)来日を予定しており、来月以降はサービスの開始と終了のバランスが取れ始めることでしょう。

成功案件はできれば記事に起こし、失敗案件は手が回らないときは会員情報欄更新のみ、というのが軸になると思いますが、やはりお客様としては失敗案件の詳細も気になるところだと思うので、なるべく多く記事が書けるように頑張りたいと思っています。

 

さて、今回の記事は、成功案件と失敗案件の両方が含まれる内容です。早速見ていきましょう。

 

閉塞した人生が動く音

1038

彼女はベトナムのBac Lieu 省の貧しい家庭に生まれました。ベトナム全体としては、戦後の貧困からの傷はとうに癒え、毎年力強い経済発展を見せていましたが、もちろんすべての家庭が裕福になったわけではありませんでした。

ベトナム南部の農村部においては、「義務教育は小学校まで」という暗黙の了解が割と最近までありました。そうなると貧しい家庭に生まれた彼女は、小学校しか出られないことになります。同世代の他の女性が学生生活で青春を謳歌する中、彼女はアヒルやカモ(肉)の販売に精を出していました。

しかしながら働けば生活が良くなるというわけではなく、家の借金は250万円ありました。これは土地の購入で国からの支援も受けられる(利子や期限などが優遇)ような借り入れでしたが、しかしそう簡単に返せない大金です。

彼女は、ホーチミンにすら行ったことがありません。彼女が遊びや旅行などを楽しむことは今後もないでしょう。一生をかけて借金を返していく、そんな閉塞した人生が、まさに彼女の運命でした。

そうしているうちに彼女は、ベトナムにおいて結婚可能な年齢である18歳になりました。この頃は、メコンブライダルは在留資格取得成功を受けてオンライン婚約ができる女性の募集を強めており、彼女もそれに目をとめることになります。こうして彼女は1038女性となりました。

しかし彼女は小学校卒業からずっと働いていました。肌や髪の手入れもあまりできていないし、メイクもよく知りません。必要以上の化粧品は、そもそも持っていないでしょう。美貌で勝負するにはかなり厳しく、彼女は誰にも指名されずに終わってしまうかに見えました。

しかし登録から約半月後、なんと彼女のところに指名が来ました

どうやら、オンライン婚約希望男性の中では、プロフィールの良い男性のようです。

閉塞した人生が動く音が、聞こえたでしょうか?

真摯で誠実な婚活

【お客様】

お客様は、メコンブライダルで最も不幸な男性の1人でした。

まずは2019年末に婚約をしますが、コロナにより互いの事情が変わってしまいます。コロナをめぐって紆余曲折あったものの、最終的にはコロナ理由で婚約の継続が難しいとのお客様の判断により、2020年9月頃に破談となりました。

今年になってからは、オンライン婚約コースに挑み二度のお見合いをしましたが、いずれも実りませんでした。

参考記事1

参考記事2

さらにその後、在日お見合いにも挑んでいきますが、こちらはお付き合いが成立するも悪女案件でした。在日でお見合い国際結婚希望のベトナム女性は性格に癖があるのが当たり前という部分は否めませんが、この女性は一段と悪質でした。なすすべなく不成立となり、これはお付き合い料の返還となりました。

これまでのお客様の婚活の特徴は「真摯」「誠実」です。女の子の良いところを懸命に信じ、お見合いで断られた女性は誰もいませんでした。特に、こちらの女性に婚約を申し込むだけの積極性について、メコンブライダルとしても高く評価していました。

そしてお客様はメコンブライダルに、オンライン婚約コースにてさらに2名の女性を希望していきます。こちらのひとりが今回の主役の1038女性です。そしてもうひとりは1075女性でした。オンライン婚約希望者の中ではプロフィールが上位クラスとなるお客様だったこともあり、2人ともお見合い了承を出しました。

ここでお客様は、女性2人ともと会って比較がしたいという特殊希望を持ち出します。また同時に、7月3日までに結婚相手を決めることを確約します。自分の希望を押しつけるだけでなく、メコンブライダルの都合も考慮してWinWinを目指すような良い提案です。このような提案ができるお客様は少ないです。

メコンブライダルとしては、2人の女性のうち十分良いのに断られてしまう女性が存在しえてしまうこと、本命に断られた場合第二希望女性が正当評価を受けづらくなること、この2点がこの提案を受ける場合のデメリットとなります。ただこのデメリットを考慮してもお客様の提案内容は悪くなく、さらにお客様は先述の通りの経緯から十分信用できる相手であることから、メコンブライダルはこの提案を受け入れることにしました。このことがのちに、全当事者の運命を大きく好転させることになろうとは、当時の私たちには知るよしもありませんでした。

こうして6月30日には1038、7月1日には1075という手配が行われました。

お見合いに先立つ6月27日には、これまで不運続きだったお見合いの流れを変えるべく、お客様はお祓いに行きました。

真摯で誠実なお見合い

【メコンブライダル】

6月30日には、1038女性が登場します。彼女は写真と相違のない外見で、お客様の期待通りでした。抜群の若さが彼女の強みになります。

彼女のお見合いスタイルは完全受け入れです。お客様が次々質問したことに素直に答えたあと、お客様を試そうと質問することはありませんでした。興味がないのではなく、明らかに受け入れていると分かるような雰囲気でした。

また、ネガティブ情報として親が250万円の借金をしているという点がありましたが、それは正直に話すとともに、必ず返さないといけないものでもないし夫の助力は必要としないので、日本で働いて自分で少しずつ送るということを話します。悪い点を正直に打ち明けつつもお客様の事情に配慮するスタイルです。

他の条件は、病気タトゥーなし、結納金定額45万円、日本語学費月5万円と、いたって普通でした。

また、今回は2人の女性の比較になることを見据えて、私から攻撃的な質問をして反応を見てみることにします。1038には、このように聞きました。

「250万円の借金は日本で働けば確かに返せると思います。でも、あなたは借金のためではなく、本当の愛情のために来てくれないと困ります。大丈夫ですか?」

彼女は問題ないという返事でした。親の借金250万円という金額は多いですが、夫の負担ではなく自分で働いて返すような考えの女性であれば、自力の仕送りと大差ない条件となります。問題ないでしょう。

そしてお見合いを終えるときには、なんと女性から求婚します。過去のお見合いでも、女性からの求婚は多くはありません。今回は次の日に別のお見合いが控えているためお客様からの即決はできませんでしたが、この求婚による熱意は確かにお客様に届きました。

1038は若さには優れるものの、学歴は小学校であるうえに借金も絡み、プロフィールはよくありません。そんな彼女が選んだのは、まさにお客様と同じ「真摯」「誠実」のお見合いでした。これはお客様の心を打ったことでしょう。

実際にもこの時点でのお客様のコメントとして、こんなに若い子から、すぐにOKの返事をもらうなんて初めてで、とても喜ばしいとの感想をいただきました。

歴代最強女性のお見合い

7月1日に登場した1075女性は、メコンブライダルの歴史で最強スペックの女性でした。

モデル級の美貌、日本在住経験、日本語可能、賢い。彼女を越える女性はおそらく二度といないでしょう。しかしお客様は昨日の1038から結婚了承を受けているので強気に出られます。この素晴らしい女性に対しても、臆せずきっちりと種々の質問をしていきます。一方の1075も、お客様の質問に十分な答えを返していきます。

条件確認の質問でも、結納金定額45万円、病気タトゥー借金なし、仕送り自力となりました。1038の親が250万円の借金を持っていたのに対し、1075には借金がなく、プロフィールだけでなく条件面でも優位に立ちます。

こちらにも私から攻撃的な質問をしておきます。

「もともと留学をやめて帰国したのに、なぜまた日本人と結婚して日本に来たいですか?」

彼女は、ベトナムに戻ってみて、やはり日本の良さを再認識できたので、日本に来たいという回答でした。おそらく彼女の急所となる質問でしたが、しっかりとした回答です。

さすがに1075は即時求婚はしなかったので、積極性だけは1038のほうが以前優位となりましたが、それ以外は1075女性の完勝でした。彼女のような女性と結婚する方法は、この世にそう多くないでしょう。

かりそめの喜び

【お客様】

お客様にとっては、積極性に勝る1038女性と、それ以外全部勝っている1075女性という比較になります。一見すると1075女性が圧倒的に優位ですが、しかし積極性は愛情に直結する重要な評価要素なので、お客様は時間をかけて考えます。

そして1075女性とのお見合いから1日たつと、ここでベトナム側から情報が入ります。1075女性は結婚に了承しました!こうなると積極性の差は1日だけとなり、一気に1075女性が優位となります。

お客様は、1075女性のプロフィールが良すぎて、1075女性の愛情を得られるか心配していました。もちろん相手が良ければ良いほど、男性側はそれに報いなければなりません。しかし、これほど良い女性ならなんとか頑張ろうと決意します。そしてついに1075女性との婚約を選びました。これは、もともとお客様が約束していた7月3日よりも1日早い、7月2日でのことでした。お客様も長い婚活で、早く決めてあげるほうが女性にとって喜ばしいことはよくわかっていました。

お客様の長く苦しんだ婚活は、メコンブライダルの歴史の中で最高の女性との婚約という、素晴らしい形で幕を閉じたのでした。

その後1075女性はお客様に積極的にメッセージを送り、日本語でお客様を気遣うなど、コミュニケーションの点でも順調な滑り出しを見せました。これでついにハッピーエンドだと、誰もがそう思ったのでした。

歴代最強女性の「テスト」

しかしながら、残念なことに幸せは長くは続きません。それどころか、異変はわずか婚約3日目のことでした。

1075女性は、お客様に、父親の誕生日プレゼントとして高級バイクを贈るために、お客様からお金を借りたいと言ってきたのです。お客様はもちろんこれを断りました。そこで彼女は要求を取り下げました。

翌朝お客様からこの事実を聞いた私は、今晩落ち着いたときに蒸し返してくるかが彼女の性格を見る分水嶺になるだろうという話をしました。また、今週中は1038女性に婚約相手を無料で変更してよいという話もしました。これは1075女性の故意のエラーです。そうであるなら、1038女性にも機会を与えるのが平等な紹介というものでしょう。

さて、今晩蒸し返してくるかが鍵でしたが、なんと彼女は朝のうちにすぐ蒸し返してきました。そして、「私はあなたをテストします」という衝撃的な発言のもと、この要求が男性を審査する意図であることを明かしました。これは、お見合いでの合意体制に真っ向から挑戦する破壊的な要求となってしまいます。

メコンブライダルのオンライン婚約コースでは、正当な理由のない要求(不当要求)はこれまで一度も発生していませんでした。女性の善意、ベトナム側の女性管理、男性の努力、すべてに支えられ、平和を謳歌していました。しかしこの女性はあろうことか、婚約3日目に平和を破壊してきたということになります。

その晩、1075女性はいったん落ち着いたのか、要求を取り下げました。私は、性格が悪いことは確定したとみて1038女性への乗り換えを勧めますが、お客様は、「性格に不審な点はあるが、確実に悪いとまでは言えない」と判断して、1038女性に乗り換えずに1075女性との婚約を継続することにしました。私の勧めとは違いますが、本当に非を認めて要求を取り下げたのかもしれないので、ここはお客様の「真摯」「誠実」に沿った選択となります。

しかしその2日後、その期待はもろくも崩れ去ることになりました。1075女性はお金を貸し出さなかったことをまたも蒸し返してしまいます。お客様は会話中、他の話題に変えようと話していきますが、1075女性はお金を借りられなかったことに文句を言い続けるばかりでした。そしてついにお客様から、「私は、とても、ざんねんです」という、今回の全ての感想を凝縮したような発言が出ます。しかし彼女は「理解できません」とこれを一蹴しました。

こうしてお客様はついに、この「テスト」を降りることにしたのでした。最後までお客様は「真摯」「誠実」であり続けましたが、1075女性とはこの思いを共有することは最後までできませんでした。

真摯で誠実な結婚へ

1038

お見合いから10日がたちますが、彼女のところに吉報が届くことはありません。

日本人男性とお見合いできただけでも、彼女にとっては奇跡的だったと言ってもいいでしょう。近隣の都会であるホーチミンにも行ったことがない彼女が、さらに遠い日本の男性との結婚を夢見る。こうした束の間の夢から覚めた彼女は、また変わらない日常に戻り、この日も朝から食肉販売の仕事に励んでいます。

おっと、何か彼女の携帯が鳴ったようです。

そう、本当に何の前触れもなく、彼女の運命は開かれました。

彼女がお見合い当日にできたのは、「真摯」「誠実」のお見合いだけでした。彼女にはアピールできるものがないので、男性を受け入れる積極性だけでしか戦えなかったといえます。しかし、彼女の目に見えないライバルは極めて強大でした。1075女性のプロフィールは、メコンブライダルの歴史上最強と言ってよい女性です。1038女性の知らないところで、1038女性の1日vs1075女性の1週間という、どう考えても勝ち目のない戦いが行われていたのであれば、これはワンサイドゲームにしかならなかったでしょう。

しかし実際には、1075女性はお客様と婚約し幸せになるという気持ちではなく、さらなる「テスト」をしたいだけでした。1075女性は結婚に対して、「真摯」でも「誠実」でもありませんでした。一方、1038女性は、ぜひ婚約したい気持ちはありながらも、自らに不利な借金情報を明かす「誠実」さ、そしてお見合い中に婚約を望む「真摯」さ、両方が満点だったと言ってよいでしょう。

結果として、1075女性は「テスト」の基準に満たない男性を切り捨てることができ、1038女性は真摯で誠実な婚活が実り、お客様はより良い女性を選ぶことができ、メコンブライダルは全員の笑顔を守れた、全当事者の最適が実現することになりました。もちろんお客様との約束通り、この振り替えは無料で行われました。

このような素晴らしい状況のきっかけは、女性2人ともと会いたいというお客様の希望をメコンブライダルが受け入れたことです。この判断のもとをたどれば、お客様がこれまでの婚活で常に「真摯」「誠実」であり続けたことです。すべての過去の困難がめぐりめぐって、今のお客様を助けたのでした。

勝ち取った平和

【お客様】

その後のお客様と1038女性のやりとりは、とても平和でした。スタンプを中心とした和やかなやりとりで、貧しい女性ですが窮状を訴えることは一度もしません。1038女性は1075女性とは異なり、相手の幸せを第一にコミュニケーションを取っていました。

そんな平和なやりとりですが、お客様はこの平和がそう簡単に手に入れることができないことをよく知っています。何度も不運に見舞われ、苦しみぬいた末に、ようやく勝ち取った平和でした。お客様の婚活において、女性選びがうまくできたことは一度もありません。お客様の選択は全問不正解です。しかしそうであるからこそ、緩やかでまったりした彼女とのコミュニケーションの価値を、お客様は誰よりも知っています。お客様はきっと、世界中の誰よりも、彼女を愛することができる男性なのでしょう。

お客様はこの平和なやりとりに心から感謝し、1038女性を必ずや幸せにすることを、心から誓ったのでした。

お客様のメコンブライダルでの婚活の歴史

お見合い日と種類 登場女性 結果 その後
2019年12月9日~13日現地対面 旧4952, 0617 旧4952と婚約 コロナ破談
2021年3月10日オンライン 0815 女性が拒否  
2021年3月18日オンライン 112 女性が拒否  
2021年4月25日在日対面 959 お付き合い 悪女案件、お付き合い料返金
2021年6月30日オンライン 1038 婚約 順調
2021年7月1日オンライン 1075 婚約 不当要求により振り替え

あまり良い女性はいませんでしたが、結果としてこれが最高の女性とのマッチングに繋がっているとしたら、まさに運命といえるでしょう。果てが見えない苦しみの先にようやく手に入れたお客様の幸せを、心から祝します。

1038女性の家族の借金250万円という金額は、現地女性としては極めて多い部類となりますが、1038女性はそれを夫から吸い上げて解決する考えを持っておらず、そのためお客様に借金問題が降りかかることはないでしょう。ただお客様の方も、1038女性が愛情をもって接してくれるなら、少し助けてあげるつもりがあるようです。こうしたお互いの善意のもと、この結婚は穏やかに進んでいくことでしょう。

また、今回敵役になった1075女性ですが、本記事に記載したこと以上の悪行はしていません。すべて書き尽くしました。ここに書かれた内容について、「いや、そこまでひどくないでしょ」と思ったお客様、メコンブライダルの歴史で最強スペックの女性はあなたのものです!性格の点を差し引いても、この世の中にこれほど素晴らしい女性と結婚する方法が非常に少ないのは歴然たる事実でしょう。勇気あるかたの挑戦をお待ちしております。




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