渡航日誌 6/23

1日目/2日目/3~4日目

1日目

今回は久しぶりに、日本の空港から合流です。最後にお客様と日本の空港で合流をしたのは、このとき以来で、半年ぶりとなります。日本の空港での合流は、LINEを使って簡単にできます。が、今回はそれすらせずにお客様を発見することができました。成田はかなり広いですが、自然に見つかりました。それだけ正確度の高い写真を送っていただけたということです。

写真の正確度はお見合いの結果を左右することがあり、その意味でも同行コースでのお客様との合流は緊張の一瞬です。今回は満点でした。

今回のお見合いは成功の予感が強く感じられました。今回のお客様は高齢で、総合的な婚活ステータスも並以上とは言えず、それだけで言えば簡単な案件ではありません。しかし、お客様はとても謙虚な人でした。国際結婚をする日本人男性が陥りがちな傲慢さ、選別してやろうという考え方がまったくありません。受け入れてくれる女性を見つけて結婚したい、その一心で頑張る男性でした。

そういった男性こそ、私たちが最も価値を与えてあげることのできる男性でしょう。そしてなにより、私たちとしても応援したくなります。

今回のお見合い予定人数は6人でしたが、1人がお見合い1週間ほど前までに辞退したことが分かっていました。つまり1人は手配失敗です。お客様との合流後は残る5人とのお見合いに備えて写真を見たり、ベトナムの話や他の雑談をしたりして過ごしました。

飛行機内では、「ボヘミアンラプソディー」の映画が備え付けられていたことにお客様は感激し、お客様は熱心に見ていました。よいフライトになりました。

ここまでの会話で、お客様は5人のお見合いで誰も結婚を同意してくれず帰国となってしまう未来を最も想定していることが分かります。その謙虚さがこの方の美徳です。お客様の不安の傍ら私はさらにお見合いの成功の確信を強めるという、若干申し訳ない構図になっていました。

ホーチミン空港を出る前に私とお客様は着替えを済ませて、空港を出ます。最近は着替える前の姿を女性に見られてしまうケースがいくつかあったので、それを避けるための処置でしたが、女性は空港に来ていなかったので杞憂でした。空港を出たのは昼過ぎでした。

合流後、一度ホテルに行き、そこで荷物を預けてからお見合い会場に行きます。今回は5人全員がホーチミンでのお見合い予定になっているので、この数時間後には結婚相手が決まっているでしょう。

お見合い会場は、前回と同じくおしゃれな喫茶店です。ベトナム側も良いところを見つけたものです。ここが鉄板になるといいですね。

このお見合いでのお客様の作戦はとてもシンプルで、サイトの「よくある質問」コーナーに載っている通りの質問をします。「お見合いの席ではどんな質問をしたらよいでしょうか?」の項にあるものですね。これは、私としてもしっかり作ってあるので、この質問だけでも十二分にお見合いが完遂できるでしょう。

ここは私が実際のお見合いの経験を経ながら、ときどきアップデートしていますよ。最近の更新では、仕送りや結婚式費用の確認を入れました。お金の問題はお見合いの席の、まだどの女性でも選ぶことができるタイミングで片づけるのがよいでしょう。

1人目の女性は日系企業で働く女性です。この女性お見合い中の、質問が終盤に差し掛かるころに、お客様を断りました。このお見合いは終了します。

2人目の女性は、今回のお見合いの中では群を抜いて美人でした。他方、お見合いにはとても積極的で、日本に高い興味を持ち、お客様の話も熱心に聞いていました。外見も性格も、他の女性より一歩リードしていました。

3人目は希望外の女性です。高額な仕送りを要求したので、途中でお見合いは打ち切られました。

4人目は自分でお店を開いている女性です。この女性には最も長い時間が使われました。2回ほど旅行での来日経験があり、日本への興味が伝わっていました。

5人目も旅行で来日経験のある女性でした。お見合いの雰囲気は良好でしたが、この女性は現在高額な仕送りを親にしていると判明し、お客様はお見合いを打ち切りました。

6人目は美容師をしている女性です。この女性はお客様からの希望順位が低かったのですが、積極的な話しぶりでした。社交的な性格だと自身でも言っていました。

さて、6人のお見合いが終わりましたが、1人目はお見合い中に既に拒否し、3人目と5人目は候補から既に除外されています。選べるとしたら残り3人です。これは、お客様と合わない女性が多かったということではありますが、一方でサイトの質問がなかなかに有効で、候補をうまく絞り込めたということでもあります。

お客様は、2人目の女性を希望しました。2人目の女性は、お見合いが終わっても帰らずに喫茶店内でずっと待っているところをお客様が目撃し、その誠実さをお客様は高く評価しました。

2人目の女性はここで再びお見合いの席に着きます。お客様が聞くことは、もちろんひとつしかありませんね。女性は快諾しました。こうして、めでたく婚約が成立したのでした。

この女性は、お見合いの6人の中で、最も美人で、最も良い人柄でした。6人中3人が不可という展開となりましたが、それはこの女性が婚約を了承しているので、まったく問題にならないことです。この女性を指名した時点で、お客様の幸せは約束されていたのです。

お客様はサイトから女性を指名するとき、「一緒に生活するイメージが湧くかどうか」という、独特な視点から選んでいました。そのため、若さや学歴にこだわらない、バランスのよい選出となりました。実際に、お客様のスペックから見ても、お見合い打診の段階での女性了承率はかなり高いもので、自分に合う女性を見つけるために有効に働きました。そして結果的にもこの選び方は的中し、最高の女性とのご縁が結べました。また、この女性は他の誰にも指名されていませんでした。前後の番号はよく指名されていたので、たまたま閑散期だったということもないでしょう。これはお客様の選出のファインプレーというべきです。

ちなみに(打診段階ではお客様が隠していましたが)渡航直前のお話によれば、お客様は実はこの女性が本命だったそうです。

外見、性格、事前の希望、すべてが最上位ということで、他を選ぶ理由がまったくなく、ストレートなお見合いとなりました。また、お金のことなどトラブル回避系の質問も完了しており、今後は安定した進行が期待できることでしょう。

その後、お見合いの喫茶店でそのままみんなで会食します。お客様は、ベトナムのバインミーとフォーを食べたいと思っていましたが、ここでバインミーを食べることができました。

また、お客様はビールを所望しましたが、喫茶店なのでそれはありませんでした。今飲みたい気持ちはよく分かるので、少し残念です。

会食が終わった後、女性と私は帰り(タクシーの人数上同席できませんでした)、お客様はベトナムの人たちと飲みに行きました。

こうして一日が終わりました。

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