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作成者 Masaya Yoneda - 2020年2月18日

渡航日誌 2/8

序章/1日目/2日目/3日目/4日目~5日目

2日目

希望順位女性番号
1親族女性
1V3145
1V2600
1V3601
(元婚約者)V7725
(通訳者)V8219

V2600の会心のお見合い

ベトナムで最初の食事はフォーになりました。日本でもフォーを食べることはできるのですが、やはりベトナムで食べるフォーのほうが味が最適化されているような印象で、おいしいですね。

さて、喫茶店に行き、V2600と会います。彼女が来た瞬間、お客様と私は息を呑むことになります。これは……お人形さんのような美女です…!

この子は日本語N5という事前情報で、実際にライセンス的にはN5なのですが、かなり上手に日本語を話すことができました。日本語を話せる子で美人は会員登録しないというセオリーに逆行してみせる、とてつもない素質を持つ女性です。

お客様はタブレット端末に質問メモと内容の記録を行い、予定した質問を漏らさずに質問していきます。良い方法ですね。

お見合いでは終始積極的な姿勢を見せ、お客様のすべての質問に明るい笑顔で答えていきました。彼女の話は面白く、お客様が初婚であることには大変満足し、お客様が料理ができないことと喫煙者であることには大変がっかりするなど、分かりやすくストレートに感情を表現してくる楽しい人物でした。充実のお見合いとなりました。

私は自然な聞き方で、女性が働く日本食レストランがいかがわしい店ではないことを確認しておきました。同行らしく付加価値を与えておきます。

定番となった私の条件確認コーナーでは、病気タトゥー借金なし、仕送りは無職時のみ1か月5万円(この子は既に日本語話せるのでこの条件はあまり重くないです)で仕事があるときは自分で送る、結婚式費用は150万円(挙式50万円、3点セット100万円)という希望となりました。彼女の素質・外見であれば十分に見合った金額と思いますし、要求のメインが(家の出費や借金などではなく)結婚式にあるところも好感が持てます。

最後は笑顔で握手をして、お見合いが終わりました。

お客様はもちろん彼女の美貌を絶賛していました。「写真通りの人が来ると思わなかった」という率直すぎる感想を口にしていました。メコンブライダルではたくさんの写真を収集して、写真と実物のギャップを防ぐように努めていますが、その努力が及ばないこともあります。しかしこの女性は写真よりも目が大きく、美貌は写真に勝っているようにさえ見えました。私の写真が彼女の魅力をとらえきれていないのが残念です。

お客様から見ても、日本語能力者で若い親族女性と比べても、V2600は十分渡り合えるどころかむしろ勝っており、このお見合いは会心のお見合いとなりました。

知性あふれるV3145

さて、会場を移してV3145とのお見合いです。彼女は希望女性の中では年齢が高いのですが、お客様は写真から彼女の優しさ・穏やかさを見込んでの指名でした。彼女についてはお客様の母親がとても高く評価していました。年齢差の点で有利なことが主な理由で、母親らしい手堅さを感じます。

会場に着くと、この子はかつての通訳者でありメコンブライダル大功労者の姪であることが分かります。最近は本来の所属会社で昇格して高給をもらえるようになり、メコンブライダルをおおむね卒業してしまいましたが、他に通訳が呼べないときは今も引き受けてくれます。この通訳者も近くに控えてのお見合いとなりました。

彼女はほんの少しばかり日本語を話すことができ、他に英語・韓国語も話すこともできました。通訳者の姪である期待を裏切らない、非常に高い言語の素養を持っていました。

日本への知識には目を見張るものがありました。日本料理の多くを知っており、みそ汁やてんぷらに至っては自ら作ることができます。なぜ日本で暮らしたいか聞かれると、日本人はマナーが良い点、日本は社会福祉が充実している点を挙げて語り、試すような質問をしたお客様を逆に驚かせてみせました。

私の確認コーナーでは、病気タトゥー借金なし、結婚式費用は50万円という希望となりました。 仕送りは無職時のみなのですが、いくらでも良いと言うのでお客様は1か月3万円で提示し、彼女も応諾しました。仕事があるときは自分で送ります。

彼女は日本に来てから、1年日本語を勉強し、その後仕事と出産・育児を並行して行うという明確なビジョンを語りました。高い知力から日本での暮らしを非常に現実的にとらえ、自分なりの答えを持っている、素晴らしい女性でした。

幕間

さて、12月の苦戦ぶりを思えば意外な展開になってきました。良い女性が続けて登場して、お客様にとっても私にとってもとても楽しい旅になってきました。

次はドンタップ省カオランに移動します。ここは親族女性の居所であり、V3601が住むドンタップ省サデークからも近いところです。残り2人の女性とはここでお見合いすることになりました。

道中で昼食をとります。昼から鍋ですよ!

ベトナム南部の鍋料理は比較的安価ですが、ボリュームはかなりのものです。魚は非常に味が良く、良い穴場を見つけてくれたものです。お客様もよく食べて、満足していました。

その後ドンタップ省カオランの喫茶店に到着し、待ち時間の間通訳者とお話しします。

通訳者(V8219)は昨年7月のお見合いでひどい目に遭い、メコンブライダルでの婚活を停止していましたが、12月26日のお見合いで通訳者として参加、そのときに担当したお客様の紳士的な様子を見て、会員復帰を決めたそうです。容姿に恵まれない彼女ですが、話は面白く通訳としての適性も高いので、内面重視のお客様からお声がかかるときがきてほしいものです。

健気なV3601

さて、カオランなので親族女性が手配されるものと思い込んでいた私とお客様ですが、先にV3601が手配されると知らされました。

V3601は、今年1月のお見合いで別の男性を射止めて婚約成立し、婚約後にはその男性と言語の壁をものともしない積極性で弾んだ会話をしていました。しかしつい最近その男性が身勝手な理由で一方的に婚約を破棄しました。メコンブライダルは大損害を受けましたが、彼女の心の傷はきっとそれを上回ることでしょう。

私は、先に不適切な男性を紹介してしまったことを謝罪しておきます。彼女は大丈夫とは言うものの、その表情は明らかに暗いものでした。私は不適切な男性を受付してしまったことにより、彼女を傷つけてしまいました。通訳女性も本命女性として出席したお見合いで別の男性から傷つけられていて、さながら被害者の会です。日本側はなるべくこのような事態を防止できるように一層頑張らなければなりません。

ちなみに、元婚約者のV7725も同じ男性とお見合いで本命女性として出席しましたが、そのときは悪い態度でお見合いをしたため、V7725は選外となりました。その男性の実際の素質を思えば、必ずしも失礼な対応とはいえず、むしろ慧眼だったといえましょう。代わりに希望順位が高くない中で懸命なお見合いをしたV3601が、不適切な男性の魔手にかかってしまいました。

さて、V3601ですが、とても健気に新たなお見合いに向き合います。彼女は医療系の大学に通っている学生で、日本でのキャリア形成にとても前向きです。一度男性側から理不尽な裏切りを受けたために表情は固いですが、しかし内容の充実した話ができます。

彼女は日本人の勤勉なところに憧れていて、結婚相手となる男性を積極的に支えたい考えです。そのために日本語を一生懸命勉強して、良い仕事につきたいそうです。誠実な人柄で、一度決めた相手は裏切らないタイプです。

私の確認コーナーでは、借金なし、タトゥーは胸元にワンポイント(既知の情報通り)でこれ以上増やす予定はなし、仕送りは無職時は額不問だが毎月もらいたく、仕事があるときは自分で送るという内容になりました。

結婚式費用については分からないという回答でしたが、私のうまい確認(厳しい追及ともいう)で聞き出し、挙式費用10万円+3点セットという内容でした。これなら結納金45万円内に収まり、彼女の家で余剰を手に入れることになるでしょう。この内容は前回のお見合い(単独渡航)では聞き出せなかったようなので、ここでも同行の付加価値を与えることに成功したというところです。今回は随所でお見合いの重要部分に影響力を発揮できていて調子がいいです。現地側の好調な女性手配に対して、私も好調で応え、良い流れのお見合いとなりました。

お客様、ダークサイドへ

さて、残すは親族女性のみとなりました。親族女性とは晩餐が手配され、夕食をともにすることとなりました。その間2時間ほどホテルで休憩をとることになります。

と、ここでお客様に異変が起こります。お客様は私に現在の本心を伝えてきます。他の女性が十二分によかったために、もはや親族女性のことはどうでもよく、もう他の女性がOKなら晩餐に行きたくない考えでした。そしてそれを実際に行動に起こし、お客様はこんにちはという親族女性のメッセージを既読無視します。強気で行くことに変更したので、その方向で応援してほしいとのことです。

また、現時点で親族女性のメリットは若いだけであり、若いだけじゃ選びたくないともおっしゃっていました。

そう、お客様は暗黒面【ダークサイド】に落ちてしまったのです!!(注:この表現をする許可はもらっています。)

少なくともお客様は、親族女性が300万円要求や結婚確定の一方的保留などを見せたら、すぐにお見合いを中断して終えてしまう考えでかかることにしました。いまお客様には、もっと良い女性がたくさんいるからです。これまで一方的にからかわれていましたが、それは今日で終わりです。反撃の時来たれり!!

親族女性との晩餐

さて親族女性との晩餐、このお見合い渡航のクライマックスの到来です。お客様も毅然とした表情で待ち合わせ時間に登場します。さて、車に乗って晩餐会場に行きますよ!

通訳者「晩餐には、親族女性のお父さんとお母さんも来ますよ~。」

お客様「ええええええええーーーーーーー!?!?!?!?

なんだかやけに動揺しています。確かに直前の話では、本人が会ってから両親が会うかどうか決めるという話でしたね。

会場に着き、着席します。最後の晩餐です。

さて、お客様ですが、固まってます。両親が来たせいで緊張してしまい、食事はほとんど食べていません。というか私も食べられません。すべてのものが、すごく辛い…!お客様も辛いものは苦手です。お客様は、緊張で会話はできず、かといって食べることに逃げることもままならず、石化状態です。

私もお見合いらしくしようと代理で質問してみますが、お客様が石化したままなので捗りません。このまま全く何もできないまま、晩餐は終わるかに見えました。食事は終わり、静かだった会場には大声で話す客が増えてきてお見合いできる環境ではなくなりました。通訳者もそろそろ解散としようとします。

ここでようやくお客様の石化が回復し、動き出します。お客様は、周囲の騒音に負けじと親族女性に大声で何度も確認しています。その内容は…

本当に私と結婚してくれるの!!??本当に私でいいの!!??

反撃の時終われり!!小一時間で終了です。お客様はダークサイドから帰還しました。

むしろぺこぺこしてます。強気どころか超弱気です。

お見合いらしいことができる状況ではないのは相変わらずだったので、この確認だけで晩餐は終わり、帰路につきました。

お客様は、両親の突然の登場を人生で最も焦った瞬間Best5にランクインさせました

Thinking Time

さて、ホテルに戻ってお客様はベトナム側から意思確認を受けます。誰に決めますか?

これを私は遮ります。どう見てもお客様はいまは平常心での決断ができそうにないです。それに親族女性からは判断材料を引き出せてません。ということでお客様に代わって、決断の猶予期間を交渉します。22:00までで決めることになりました。今は19:30くらいなので、十分な時間をもらいました。

お客様は私と話して考えたいとのことだったので、私の部屋で一緒に人生の大事な決断を考えることにしました。

さて、決断するにあたって足りない要素があります。親族女性からは条件面の確認ができていませんね。お見合いで必要な事項を確認しなかった場合は原則自己責任です。ですが、今回は状況的にそれができなかったことを私もベトナム側もよく知っています。お見合いで確認するのに比べて威力は落ちますが、ベトナム側経由で条件確認を行います。

確認してもらっている間に、他の女性たちの順位づけをします。私のメモ内容とお客様の印象を突き合わせて、じっくりと吟味します。

吟味している間に親族女性から連絡が入っていますが、ここは我慢、無視することにします。フェアな判断のためには心を鬼にしなければなりません。

まずはお客様ははっきりと、どの女性と結婚しても良いとおっしゃいました。結婚相手はどうしてもひとりしか選べないので、優劣をつけなければなりません。しかしどの女性も完全に素晴らしいお相手であり、つける順位が4位となる女性との結婚(1位~3位が断ってくることによって)となったとしても、いっこうにかまわないと明確に表明しました。

今回はコロナウイルスに手配を乱されましたが、結果的に良い女性だけと会うことができ、とても素晴らしいお見合いとなりました。今回の1人1人がまぎれもなくエース級であり、今回一度に全員が来なければ、どの女性も婚約できていたことでしょう。順位をつけることがここまで大変なことはこれまでなかったのではないでしょうか?

そして親族女性を除く女性たちの順位付けが終わりました。1位はV2600, 2位はV3601, 3位はV3145となりました。うんと悩んで、悩みぬいての結論です。結果的に美貌順となっていることに悪意などあろうことでしょうか?

さて、21:30に親族女性からの確認結果が来ます。病気タトゥー借金なし、自分で働いて仕送る(V2600と同様に日本語ができるのですぐ働ける)、結婚式費用45万円、家の新築費用300万円は女性が自分で稼ぐが手伝ってもよい、ということでした。

さあ、残り30分です。親族女性は暫定1位のV2600に比べて結婚式費用は安く、好条件の提示となっています。お客様はこの回答を聞いて、親族女性とV2600のいずれを首位とするか考えこみます。ずっと仲良くしてきて条件的にも優しい親族女性か?美貌と愛嬌で勝るV2600か?

お客様はゲームのドラゴンクエストシリーズを愛していますが、さながらドラゴンクエスト5における、ビアンカを選ぶかフローラを選ぶかというような状況になりました。

お客様は、親族女性を直前まで信用できていなかったことを振り返ります。ダークサイドに落ちてしまったことも自覚していて、あのときは落ちてましたね…などと自身でも振り返っておられました。しかし、両親を連れてくるという親族女性の機転は、お客様の悪しき心をくじきました。お客様からの親族女性に強気に出ようという気持ちは封殺されて、猫のように丸くなってしまったのでした。

親族女性はお客様の心理など知りません。他の女性が極めて良質で、迷うような状況になっていることも知りません。情報はせいぜい、お客様が両親の意見を疑っていたことくらいです。一葉落ちて天下の秋を知る、これができていたとしたら、とても聡い女性でしょう。

そしてお客様は逡巡の末、答えを定めます。「私の嫁は、親族女性だ!

希望順位(最終)女性番号
1親族女性
2V2600
3V3601
4V3145

婚約

時刻は期限の22:00を少しだけ過ぎていました。お客様の意思を確認した私は、ベトナム側に婚約打診を頼みます。そしてベトナム側はこう答えます。「お客様を断る人は誰もいませんよ。一番良い子と婚約してください。」

こうしてお客様は親族女性を選び、親族女性との婚約が成立したのでした。

お客様は誰も拒否しなかったことにむしろショックを受けていました。自分から非常に良い子を3人も断ってしまったという事実に、とても心を痛めておられました。「残り3人とも拒否であってほしかった!」と本心を吐露していました。

さて、しばらく放置していた親族女性のメッセージに対して、通話で返します。

「なんでお父さんとお母さんがいきなり来るの!?聞いてないよ!」

「こんにちはと言ったけど、返事してくれなくて連絡がとれなかった」

「ぐぬぬ……」

これは見事な完全論破です。お客様はさっそくやられています。

さらにお客様には弱みがあります。事前に実家にお土産を要求されていたのですが、当初この子と婚約できないと思っていたお客様は何も用意していませんでした。

一方女性のほうにも弱みがありました。おばあさんの説得にてこずっているようで、おばあさんにお年玉(この時点ではテト明けです)を要求してきます。なかなか賢い子です。お客様が両親の反対気配に敏感に反応したのが、親族女性への一連の不信感のきっかけでした。それがあったので、おばあさんの反対はこの時点までうまく隠していたということです。

おばあさん大丈夫!?本当におばあさん大丈夫!?

やっぱり叫んでるお客様。この構図は定番化しました。このカップルはきっと数年先も変わらずこんな調子で続くのでしょう。

お年玉とお土産を両方合わせても総体としては大した額ではなく、通常の実家訪問の範囲内です。明日お土産を現地で調達することに決まりました。

金銭条件が親戚女性とV2600で変わらなければ、V2600を選んでいたとお客様はおっしゃっていました。首位争いはそれだけの接戦でした。

お相手との通話と、その後の私との会話・現状分析が終わる頃には、時刻は24時近くになっていました。お客様とは4~5時間くらい話して、この人生の一大事に共に立ち向かっていたわけです。

翌朝には、お客様は寝坊して、私はホテルにパソコンを忘れて、なかなか満身創痍のズタボロになっていましたが、お客様は全力を尽くして考え、私は全力を尽くしてお客様を助けた結果なのでしょう。通訳者は決まる前に休んだため、翌朝婚約相手が誰になったのかを知らなかったりもしました。なんだか全滅ですが、次はもう少し気楽な一日になることでしょう。

序章/1日目/2日目/3日目/4日目~5日目

 


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