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作成者 Masaya Yoneda - 2019年10月31日

渡航日誌 10/19

1日目/2日目/3日目

2日目

「今日はこれからビンズン省に行きます」

私「な、なんだってー!」

朝に私がホテルに迎えに来たスタッフたちと合流すると急展開です。第2希望の女性をホーチミンに呼ぼうとして失敗したようで、急遽女性が働いているビンズン省に直接向かうことになりました。この急な変更はベトナムにありがちなパターンです。今回は女性の実家はみんなカントー寄りなので、こちらでお見合いが発生するとは思わなかった私は移動用の服装でした。私はすぐに着替えに戻ろうとしますが、現地は時間を重視してそれを止めました。

集合時間になり、お客様も移動用の服装で出てきます。これでお見合いをするのはさすがにまずいので、私はお客様が着替える時間だけはとってもらい、お客様に着替えてもらいました。

さて、ビンズン省は、ホーチミンから見てメコンデルタとは逆方向です。逆方向に1時間進むのは、女性の都合とはいえ時間的に限られたお見合い渡航の中では厳しいものがあります。当然、来てくれなかった女性への評価は下げざるを得ないでしょう。もともと、第2希望以下は自然な手配としていたので、このあたりも情報として使って女性選びを万全にしていきたいところです。

ビンズン省のお見合い女性は、身長が惜しい第2希望です。お客様はメコンブライダルのデータミスの可能性も考えていましたが、残念ながらやはり低身長でした。しかし、身長を抜きにすればかなりの美人でした。

女性は咳き込んでおり、風邪でした。そのためにホーチミンまでお見合いに来れなかったようです。この理由は正当です。来れなかったことには、目をつぶってもいいでしょう。

彼女はお見合いの途中で、両親の経済状況は良いので仕送りはいらないと言ってきました。日本での生活についてもよく話し、いい感じのお見合いになりました。

私の行った確認系の質問も、特に引っかかる点はなく終わりました。

さて、このお見合いが終わると次は、逆方向のカントーまで移動です。さすがにつらいです。延々と進み、到着する頃には最初のお見合いから6時間が経過していました。

ここで、再びベトナムクオリティの再来です。お見合いのためにカントーに来てくれた女性は1人しかいないことが明かされてしまいます。以下のようにリスケジュールがなされました。

これまで
8時ごろビンズン省で第2希望女性と会う
9時ごろ移動
これから
15時ごろカントーに来てくれた第4希望女性と会う
16時ごろ移動
17時ごろ本命女性の居所で本命女性と会う
18時ごろ移動
アンザン省に宿泊
明日
8時ごろアンザン省で第3希望女性と会う
9時ごろ移動
カントーに第5希望女性を呼んで会う

・・・

・・・

スタンプラリーかっ!

これなら確かに全員と会えますが、長時間の移動と日付跨ぎがあり、来てくれない女性に使う時間が長くなっています。来てくれた女性ほど長く待たなければならないというジレンマを抱えた予定です。

さて、唯一来てくれた第4希望の女性は、いれずみがあることが分かっています。お客様は、いれずみさえなければ最高に美人なのにもったいないと言っていました。

彼女がお見合い会場に入ると空気が一変します。これは、本当に凄まじい美人です…!このレベルの女性と結婚できる男性は、世の中のほんの一握りの勝ち組でしょう。そんな女性がお見合い結婚の女性として登場するのだから、これは私の立場としては高額な借金を警戒しなければならない場面です。

この女性には父母が同伴していました。唯一カントーに来てくれたことも併せて、結婚の意思は高そうです。私は、美人特有の癒してくれるような話し方に魅了されていました。彼女はあらゆる質問に対して、ベトナム女性にありがちな作り笑いではなく、自然に気品がこぼれ出たような笑顔で答え続けていました。

問題となるいれずみですが、これは思ったより小さいです。手首と足首に2cmくらいのワンポイントで、これは日本に行けたら消してもよいと女性は言いました。お客様はかなり大きないれずみを覚悟していたので、すごく安心していました。

女性の母親は、お客様の日本での職業を確認するなど、女性が聞かなかった質問を聞いて、堅実にお見合いを進行させます。

一方、女性の父親が確認したのはたったひとつです。

酒は飲めるのか?

キャラが立っていますね!再会できる機会があるなら楽しみです。ちなみに、お客様はあまり飲めません。

さて、私の確認コーナーです。高額な借金が予想されます。さて、鬼が出るか蛇が出るか…

「家の借金は35万円あります」

えっ、それだけ!?

この美貌でこの額なら、間違いなく買いでしょう!

他の確認事項もクリアしていきます。結果的には、借金35万円は肩代わり、仕送り額は妻無職中のみで月4万円、結婚式費用は30万円でもよいができれば追加がほしい、という感じでした。私のこの確認の間の、女性の両親の視線がすごく痛かったです!やはり女性側にとってこの質問は嬉しくないでしょう。うまくお客様の身代わりになれたといえます。そして条件としても、十分に常識的です。他にいれずみがないことも確認できました。

第2希望の女性が金銭面の条件に優れているのに対し、第4希望の女性は美貌が上回っていてカントーにも来てくれました。女性選びはこの2人の美人の一騎打ちという構図が予感されます。来てくれなかった女性が、この2人に対抗するのは難しいと思われます。唯一対抗の余地があるとしたら、次に会う本命女性くらいでしょう。

本命女性のところへ向かう道中で、そのあたりのことをお客様とよく相談しておきます。やはり来てくれなかった女性には期待しづらいところです。お客様は、本命女性と会った結果を見てから考えるという方針でいくことにしました。

本命女性のところは田舎で、道に迷います。あちこち聞いて回り、細い橋を行ったり来たりしながらようやく到達しました。

本命女性はカントーのクメール人(カンボジア人)の集落に住んでいて、女性自身もクメール人でした。クメール人はベトナムでは少数民族です。日本人の来訪は、とても珍しく感じたことでしょう。

▲ここでは道中の写真しか撮れませんでした。

女性は写真と著しく違っていました。写真では、クメール人の特徴である、肌の黒さや顔の濃さを隠す加工をしていたようです。写真をかなり改造していたので、周辺の人に聞きこんでもなかなか女性のところにたどりつけなかったというわけです。しかし、お客様はこの違いを逆に気に入りました。私にとっても、実物のほうが好きで、エキゾチックな美人に見えました。このあたりは好みによるでしょうか。日本人に似た感じを求める男性にとっては、選外になってしまうでしょう。

しかしこの女性とのお見合いはうまくいきません。女性はお見合いが始まってものの数分で、お客様を断りました。わざわざ1時間くらいかけて会いに行ったお見合いとしては、厳しい結果です。お客様の本命希望は、あっさりと消えてしまいました。この女性はお見合い後まもなく退会としました。

一行はこのままアンザンに向かいます。お客様にとって本命にあっさり袖にされたのは精神的に非常に厳しいでしょう。私もかける言葉が見つからずにいました。しかしお客様は、少しの時間で立ち直ります。

お客様はベトナム側に、これまでに既にお見合いした2人から選ぶのと、これから会う2人のお見合いを待つのとどちらがよいのか尋ねます。この質問は、来てくれなかった女性のために時間を使うことは正しいのか?という意味でもあります。

ベトナム側は2人に意思確認の電話を入れました。ところが、この結果は予想外に厳しいものでした。最初に会ったビンズン省の第2希望の女性は、お客様を断りました。唯一会場に来てくれた第4希望の女性は、料理中で手が離せず、家族と話せないので回答を保留したいとのことでした。

ビンズン省の女性はお見合いの感じはよかったので、これは家族による拒否の可能性が高そうです。女性本人としても、家族による拒否の危険が一定程度予想されたことが、お見合い会場に行かないという選択をとる誘因になっていたのだと読めます。

一方、会場に来てくれた女性は両親が同伴していました。家族はお見合い結婚自体には明らかに賛成しています。また、女性と両親は同じ情報を持っているので、意見が不一致になる可能性は低めです。女性本人の判断次第というところでしょう。

2時間くらいの移動時間を経て、ようやくアンザン省にたどり着きます。レストランにつき、食事を開始しようというところで、ベトナム側に電話が入ります。

・・・

・・・

吉報が届きました!会場に来てくれた第4希望の女性が結婚に了承したのです!女性も両親もお客様のことを気に入ったとのことでした。常に冷静沈着な判断で難局を良い方向に進め続けていたお客様も、ここでは喜びをあらわにしていました。

お客様は、ここまでで来てくれなかった女性とは会わずに、結婚を了承した女性と婚約することを希望します。私ももちろん賛成です。まだ会えていない女性は第3希望と第5希望という下位で、しかもお見合いに来てくれるだけの積極性がないということは、会う価値はかなり低いと考えられます。それなら、明日は最良のお相手を待たせることなく、実家訪問に日程を使っていきたいところです。

このような選択は、本記事の読者様には当然の選択に思えるでしょう。しかし実際はなかなかできません。現地では、もしかしたら次に会える子はもっと美人なのでは?などと欲が出てしまうものです。また、特に単独コースでは、どうしても現地スタッフは(翌日とはいえ)予定されたお見合いを遂行してもらいたいところなので、会ってみることを勧めてしまいがちであるという側面も否めません。新生同行コースは、お客様に十分な情報を与えたうえで、お客様と女性のご縁を支えられているというところです。

さて、お客様のこの希望に対し、手配サイドであるベトナム側は、今からアンザン省の女性を手配するので、この夕食後に会ってみてはどうかと提案します。これなら日程にダメージを与えないので、お客様もそれを了承、20時ごろに今回のお見合い渡航で最後のお見合いが開始されます。

アンザン省の第3希望の女性は、笑顔が素敵な女性でした。外見はお客様の好みにとても合致しており、この女性が逆転勝利となることもありえそうな展開になってきます。

しかし、私の確認の場面になると様子が一変します。

100万円レベルの借金と大量のいれずみ、結婚式費用の追加要求が出てきました。満面の笑みでいれずみの写真を誇らしげに見せてきたり、あまり相場を知らない感じのとぼけた言い方で非常に厳しいお金の条件をつきつけてきたりと、やりたい放題でした。もはやホラーです

お客様は、最後に自分とのお見合いの印象を確認します。女性は、お客様のことを「かわいい」と答えました。このかわすような言い方を聞いて、お客様もこの女性に見切りをつけました。

お見合い後、お客様は残る第5希望とは会わず、婚約相手を第4希望の女性に決定しました。第4希望の女性は、圧巻ともいうべき美貌、家族同伴での積極的なお見合い、常識的範囲の金銭希望と、順調に加点要素を重ね、見事に低い希望順位からお客様の心を射止めてみせたのでした。

お客様は、もしも単独渡航だったら、借金やいれずみを知らないまま先ほどのアンザン省女性を選んでいた可能性が高いとおっしゃっていました。もちろんこの女性が婚約を了承するかどうかはifの話になります。しかしもしもこの子とのマッチングが成立してしまっていたなら、後が恐ろしかったのは言うまでもないでしょう。

カントーに戻り、ホテルにチェックインする頃には、すでに21:30くらいになっていました。お客様の希望により、明日の実家訪問への出発時刻は遅めの9時に設定されました。

この日はスタンプラリーのように女性を訪問していく、お客様にとっては精神的にも肉体的にもつらい進行 でした。メコンブライダルとしても、全当事者が全力を尽くすような展開になりました。でも、残す2日間は婚約後になります。明日からは一転して楽しい日々になっていくでしょう。私はそのサポートを頑張ろうと気持ちを新たにし、眠りにつきました。

1日目/2日目/3日目

 


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